高森先生と並ぶと、百地章さんって本当に変なおじさんでした。
「2000年もの歴史ある問題を論ずるときに、陛下の一時的な
とか言ってるけど、じゃあ、あなたみたいなおじさんが2000年もの
歴史ある問題を論じていいわけ?
あの11分間もの全身全霊の陛下のお気持ちを聞いて、
「一時的なもの」という読解しかできないなんて。
70年近い年齢を重ねられて、しかも学者でいらっしゃるのに、
どれだけ想像性の乏しい日々を送ってこられていたのか、
百地章さんの人生が可哀想でなりません。
「極めて私的な発言」だと断言し、
また、憲法に抵触するから、陛下のお言葉があったからと言って、
「これを受けてただちに動いちゃいけない」
とのことですが、なに言ってんのか全然わかりませんでした。
じゃあどのくらい時間を置いて動けばよいのですか?
1時間ですか? 一晩? 1週間? 2か月ぐらい置けば、
かなりマイルドにはなってきますか?
スタジオのギャルたちが爆笑してましたけど、私も爆笑しました。
憲法上の難問をクリアするための対策であって、お言葉そのものは
国のため、国民のため、今後の皇室の者のためという極めて公的な
ものだと解説されており、非常に納得しました。
1人は麻薬で逮捕、1人はディーラー、と真実を説明されたとき、
「そそそ、そういう言い方しないでくださいっ!」
「もっと若い方がいます!」
「そういうイメージ操作をしないでください!」
と、顔を真っ赤にして反論されたシーンは、かなり笑えました。
って。Yagi染色体に次ぐ、ギャグの世界です。
「竹田恒泰なんてありえなーい! ぎゃはは!」
と爆笑するスタジオのギャル達の感覚の正しいこと正しいこと。
男系男子継承には側室制度がセットだったという話では、
百地さんが、「昔は生まれてすぐに亡くなった」とか、
そこにぶら下がっていけば、
最後は「試験管天皇」とか「-196℃の氷結天皇」とかになっちゃう
と思うんですけど。
いや、それ以前に、ここまで科学が進歩した国際社会のなかで、
一体いつまで女に『子供を産め、それも男子を埋め』と強要するわけ
ですか?
百地章さんがしゃべればしゃべるほど、その珍妙さにギャルが笑う、
不思議な番組でした。